看護師の仕事は、何といってもかなりのハードワークです。

また夜勤と日勤の組み合わせなどからしても、非常に疲れる仕事であるともいえます。

特に夜勤が続いたりすれば、身体の調子にも影響をしてくるものです。

女性看護師の場合、夜勤明けに鏡を見てひどく肌荒れを起こしていると、がっくりしてしまう人も多いですよね。

しかし、何でこんなに夜勤で肌荒れを起こしてしまうのでしょうか。

原因は、本来休むべき時間帯である夜中に、起きて仕事をしているということです。

そのために、肌の新陳代謝がうまくいかなくなるのです。

肌の奥で新しく作られた細胞は成長しながら肌表面に押し上げられます。

これが最終的に垢となってはがれ落ちるのです。

これは肌のターンオーバーと呼ばれていて、通常はおよそ4週間で1サイクルとなっているのです。

このターンオーバーは、寝ている間に起きるのです。

しかし、夜勤によって睡眠のサイクルが狂ってしまうと、ターンオーバーもきちんと行われなくなってしまいます。

結果、古い肌細胞がいつまでも肌表面にとどまってしまうのです。

そして乾燥は皮脂の分泌を高めるため、単に肌荒れだけでなく、ニキビもできやすくなるのです。

夜勤明けのお肌にニキビができやすくなったり、乾燥してゴワゴワしてしまうのは、ターンオーバーがうまく行かなかったからということです。

改善法の1つとしては、夜勤の時にはできるだけ、仮眠を3時間程度取ることをおすすめします。

そうすればかなりお肌の調子も上向きになってくれますよ。